ナルコレプシーの危険性はその認知度の低さにあります。多くのナルコレプシー患者は不幸なことにきちんと診断されていないか、ナルコレプシーに気づいていません。
まず、ナルコレプシーを正しく理解して、疑いがあれば速やかに診断を行ない、適切な治療をすることが肝心です。
ナルコレプシーに限らず、日中の眠気は夜間の睡眠が不充分だったり、熟眠出来なかった翌日に普通に起こる現象です。また、退屈感、社会的阻害、身体的拘束やうつ病においても日中の眠気はみられるものです。これらのいろいろな状況があるため、ナルコレプシーに誤った認識を持ってしまったり、ナルコレプシーかどうかの判断を鈍らせます。
しかし、日中に疲労感を覚える、エネルギーが出ない、連日強い眠気に襲われるなど、日常生活に支障が出てくるようなら、それはナルコレプシーを含めた慢性の睡眠異常の病気を疑うことも必要です。
ナルコレプシーの発作に襲われると、抵抗することが出来ずにあっというまに睡眠状態に陥り、30分ぐらいは起きません。ナルコレプシーの発作がテレビを見ている時や、読書をしたりしている時ならいいのですが、歩行中や車の運転中などに突然ナルコレプシーの睡眠発作が起きたら大変なことになります。
ナルコレプシーという病気を持っていて、それに気づいていない人が道路を歩いていたり、クルマを運転することは本人にとっても周りの人にとっても大変危険な行為なので、ナルコレプシーを軽く考えないようにしましょう。
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